タスク管理でより良くなっていますか?
先日、久しぶりにライフハック系のセミナーの東京ライフハック研究会に参加した。
いくつかの学びが得られたのは別記事にするとして、今回発表者やワークショップでお話させていただいた方々、後日ツイッター上でお話されている内容から、そもそもタスク管理を何のためにしているだろうかと疑問に思った。
この疑問は今回は初めてではなかったが、いい機会なので私が思うことを書いてみることにした。
もしも、
目的が違ったとすれば手段を変えてもチグハグになってしまう。
それは不幸だと私は思っている。
もっと時間の使い方をよくすれば…
もっと体力があれば…
もっとお金があれば…
もっと記憶力がよければ…
ーもっと、したいことができるのに。
初心に戻ると
タスクを管理しようと必要性を感じているのは、時間や体力が自分の意思に反して不足している状態を指し、変えたいと思うからだろう。
これを実現するのがタスク管理で果たすべき目的のはずだ。
言葉にまとめるとタスク管理を行う目的は、
日々の生活をよりよく過ごすため ではないだろうか?
目的を果たすための手段にリストやログの活用がある。
ここまではタスク管理に関心がある人は同じはず。
では、本題。目的、果たせていますか?
この問いに対して、YESと言える人はどのくらいいるだろう
もし、YESならば、以下は書いた内容はきっと必要ないことだ。 限られた貴重な時間を他のことに活かしてほしい。 次回以降、役立つ情報発信を目指すので、また見ていただけるととても嬉しい。
注意事項として、今回は、より具体的な話で、すぐできるワークフローやツールの紹介や使い方の話は目的から逸脱する可能性を高めてしまうので今回は扱わない。 こちらが目当ての人も同様だ。
タスク管理すべき対象について
タスク管理の対象は大きく2つ種類。
一つ目
守りのタスク管理
食器を洗う、洗濯をする、買い物に行くなどの家事や仕事だと請求書発行などに代表される定例業務。
いわゆるルーチンワーク。
手順や作業時間は把握しやすく具体的でタスクの全貌がイメージしやすい。実行できれば成果を得やすい。実行しない場合直ちに悪影響が発生する。
二つ目
攻めのタスク管理
〜のために資格を取得するために参考書を買う、〜ページ読む、月商〜円を今期までに達成するために〜件受注をする必要があるので〜件電話をかけるなど。
守りのタスクに対して上位概念を含むためやや抽象度が高く、タスク実行をしたとしても成果が得られるとは限らない。そして仮にやらなかったとしても直ちに悪影響が発生しない。
ここまで読んでくださった貴方は、おそらく攻守のタスクを両方やりたい真面目で向上心のある人だと思う。
時間、肉体的な体力、精神的な体力、お金など資源は限られているので、資源を最大限活用するか最小限の消費にとどめる必要がある。
自身に合ったタスク設計、試行錯誤を繰り返し、より楽に、より重要なことに集中していける仕組みがまさに目指す理想のタスク管理でありゴールだ。
日々の生活をよりよく過ごすこと、できていますか?
是非、一考して欲しい。
長くなってきてしまったので、次のエントリにつなげようと思う。
次扱いたいのは、攻めのタスクをいつすべきか守りのタスクからいかに身を守るかのタイミングの話。