難しいこと考えすぎてない?
タスク管理やライフハックの界隈には達人が生息しています。 この人たちのやり方は、明快ですし、すごいと感じるかもしれません。
実際すごい人たちばかりですが、この人たちの真似をしようとしてなかなかうまくいかないのなら、ちょっと待った。
基本に戻りましょう。
目次
タスク管理をしようと思った理由は何ですか?
なぜ、タスク管理をしようとしたのでしょうか?
ここに関心がある人は、やるべきことが多すぎるがやらなくてはならないから何とかしようと思った人のはずです。
できれば楽に、できれば漏れなく。
ということは、管理すべきなのは、「実行をいかに楽にできるか」と「やるべきことの扱い」の2点のはずです。
より効率的、効果的というのはもっと後の話です。
実行をいかに楽にするか
実行を楽にするためには、
- 一度に実行する実行単位をすごく小さくすること
- 必要な時に実行する必要があることに気づく。(実行が必要な時まで忘れる)
がポイントです。
記憶ではなく記録に頼る
Twitterの方でもぽろっとつぶやいた内容だったのですが、
「〜し忘れる」っていうやつ。大半は無くせると思ってる。そりゃたまにはあるだろうが、大半は自己過信。
— 川口聖人 (@m_kawaguchi) 2018年1月23日
これはですね。
どう言うことかと言いますと、
何かをし忘れると言うのは、ほとんどの場合がすべきことを甘く見たことにあります。
すぐできるし、あとでいいやと脳内に留めてしまうと、必要な時に思い出せません。
自分の記憶力や思考力を信じすぎということです。
いますぐすることならともかく、1分でも後回しにしようと思うのならば、記録しましょう。
付箋にメモを書くでもいいですし、スマホのメモ帳に書き記すでも良い。
形は問いませんが、とにかく記憶に頼るのではなく記録に頼ること。
記録を目につくところに配置する
記録したら今度はその記録がわかるように工夫をします。
具体的には、自分が気づけるようにするということです。
スマホならしつこく通知をするだとか、PCのデスクに付箋を貼るだとか、手の甲にメモするとか。
嫌でも目につくようにするというのが効果があります。
ただし、一つだけ注意点があります。記録はどこか1箇所にまとめることです。
メモがどこか行ってしまったら、記録を記憶で辿ることになってしまいます。
実行できたら記録を廃棄しない
特にアナログの場合、終わったら物理的に捨てたり消したりしてしまうかもしれません。
この終わった情報というのも貴重な情報です。
今日できたこと、やろうとしたができなかったこととして振り返りに使いましょう。
まとめ
- やること・やろうとしていることを記憶に頼らず記録に頼る
- 必要な時に思い出せるように工夫する
- 実行後の情報で振り返りをする
基本はこれだけ。
あとはこのサイクルを身につけたあとの話になります。
植物を育てるように少しずつ変化を重ね、変化に気付き、改善し、できるようになっていくというのが大事です。