はじめに
今年の抱負でも書いたように、今年は「自己肯定感の低さ」を改善しようとしています。
経緯を書くと長くなってしまうので、割愛しますが、 端的に言うと、ここから先、より自分が実現したい人生に向かうための障害となっていることにようやく気がついたからです。 (正しく言うと気づいてはいたが解決できずにいた。です。)
http://m-kawaguchi.hatenablog.jp/entry/2018/01/03/2018年は「広げる」年にしようと思う
改善を試みる過程の中で、
- 作者: 根本裕幸
- 出版社/メーカー: あさ出版
- 発売日: 2017/09/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本に出会いました。
7日間とタイトルについているように1週間かけて取り組むワークがついている本です。
先週、3日目のワークの段階で少しだけ記事として書いてしまったのですが、今まさに必要としている情報が詰まっている本だと直感しました。
今回はこの本のワークを終えた後の話になります。
今回の記事はこんな人向けです
- 後述する自己肯定感が低い人に当てはまる人
もくじ
自己肯定感が低い人(敏感すぎる人)は、こんな人
- 周りの顔色を常に伺ってビクビクしている人
- 他人の評価が気になって仕方がない人
- 相手にどう思われるか気になって言いたいこと(自分の意見)が言えない人
- 嫌われないために、なんでも頼まれたら引き受けてしまい、断れない人
- 人と会った後、どっと疲れてしまう人
- 自分の意見を求められると頭が真っ白になってしまう人
- 考えすぎてしまう人
- コミュニケーション手段(テクニック)を変えようとしたが心のモヤモヤが晴れない人
- 自己否定の強い人
- 言動の基準が自分ではなく他人にある人
本の中から一部抜粋しています。
なぜ問題なのか?
さて、自己肯定感と一言で言いましたが、一言で言うと自分を認めてあげる力とでもいいましょうか。
元々は、私のように自己肯定感が低いわけではなく、誰しも高い状態にあったそうです。
しかし、何らかの行動の積み重ねで、低くなってしまうことがあります。 そうして、低くなってしまうと問題が起きます。
問題1. うまくいっていないと認識を歪めてしまう
敏感すぎる人は、敏感であるがゆえに、他人の気持ちに寄り添おうとします。寄り添うこと自体悪くはありませんが、そこに自分の「軸」がないと、さまざまな考えや価値観を持った「他人」に振り回されて、疲弊してしまいます。
評価の軸が「自分」ではなく「他人」にあることで、必要以上にストレスを抱えてしまいます。
これは実体験なのですが、こうなるとなかなか自分にも他人にも良い結果をもたらしません。
この自己肯定感の低さは、何年も苦しんでいたのですが、最近、この問題を解決することが自分を大きく変えるとわかってきました。
ここ数年の取り組みは、この辺りに問題があるだろうと仮説を持っていたからで、異常に朝早く起きたりランニングをしたりするのは、この取り組みの一環です。
仮に物事がうまくいっていても、うまくいっていると認識できない。 これはなかなか酷です。
解決できないと苦しいままですし、自分にとっても他人にとっても、不幸です。
問題2. 無意識にきつい行動をとる
自分では自分がやりたい職種や活躍できる分野を無意識にとうざけ、自分が楽しめない、きつい仕事を自分に与えるようになります。
自己肯定感が低いと、無意識により苦しい行動を取ろうとするそうです。
さらに、こんなことも書かれています。
自己肯定感が低い人は、常に自分のダメなところを探す癖があります。そして、たとえ人から褒められたり、認められたとしても、少しでも否定されたり、批判されたりすると、そちらに意識をフォーカスしてしまいます
私にはよくわかります。 なぜなら、ここに書かれていることがよくわかるからです。
わからない人は、どうしてそうなってしまうのか、理解に苦しむという人もいるかもしれません。 甘えてるだけとか弱いだけだろと一蹴する人もいるかもしれません。
それも、そうかもしれませんが、この苦しさをわかる人は、例えば精神的に参ってしまった人とか今まさに苦しんでいる人、 経験したことがある人だということです。
7日間のワークを通じてわかったこと
「考えすぎてしまう私」と「恐れ」
「考えすぎてしまう」という行動を心理学的に分析すると、必ずそこには恐れが見つかります。
これは意外でした。
確かに私も、考えすぎてしまうほうです。 ただ、何かに恐れている自覚はありませんでした。
恥であったり、自立してるが故の助けを求められないという点にもつながる。ということもよくわかりました。
「目立つこと」について
「目立つこと」を嫌うようになるのも、恥の意識が強くなりすぎることが原因。 目立つと攻撃されたり、嫉妬されたりするため、何か一つでも突出しているものをもっていると、本来それはすばらしい長所なのに、逆に最悪の欠点にさえ感じてしまう
仕事をしていると、時々大きな仕事に取り組めそうな機会を得ることがあります。
このような場合は、時にはリスクをとり挑戦をすることになるのですが、挑戦するのに「認知」という過程が不可欠です。 知ってもらうために目立つことが必要になるのですが、ワークで小・中・高の学生時代に「目立つこと」に対してのネガティブな経験をしており、大人になった今もそれが足を引っ張っているかもしれないと言うことがワークを通して、認識することができました。
「恐れ」も確かにありましたし、今も引き継がれています。
自己肯定感を高めるとどうなるか
自分軸で生きるようになると、毎日がイキイキと感じられ、何かをしたい衝動にかられるようになります。動き出したくてウズウズしたり、実際、行動に移すことができたりします。目に見える景色が色鮮やかになり、食べ物の味すら以前よりもはっきりと感じられるようになります。
日々鬱々として生きるより、ずっとこっちの方がいい。 私もこうなりたい。
今年いっぱい取り組むことですが、1日でも早く変わった方がいいと思っています。