はじめに
緊急性×重要性のマトリクスはご存知ですか?
これは名著「7つの習慣」で説かれている重要性を重視する考え方です。 とても有名なので緊急性が低く、重要性が高い仕事から対処しなさいという話は聞いたことがあるかもしれません。
ただ、重要性の判断は緊急性に比べるととても難しい。
気づくと、緊急性が高く・重要性の低い仕事ばかりをしていて、常に苦しい状態になっていたりします。
これは望ましくありません。
もちろん、重要なことをしたほうがよいのは、すぐわかることです。 しかし、いかなることも重要に思えてしまって判断ができない…
これに対して、1つアイデアがあります。
なお、「7つの習慣」については詳しくはこちらを参照されると良いと思います。
- 作者: スティーブン・R・コヴィー
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基準を持って決める
最近、私も含めて身の回りの人がとても失敗に対して不寛容であるのではないかと思うようになりました。
もちろん、失敗は少ないほうが良いとは思うのですが、それは失敗した時のダメージが大きいものではないでしょうか?
そこで、こう考えます。
タスクリスト眺めて、とてもうまく行った時と とてもうまくいかなかった時の2つを考えます。
避けるべきは、とてもうまくいかなかったときで、実行計画を立てる時は最善と最悪の範囲に収めることを目指します。 最悪が避けられれば、まずはそれでOKという考え方です。
※細かいことを言うとそれでもダメなケースも考えておくべきです
こうすることで、達成ができなかった時の備え、つまり、ダメージを軽減する思考(リスクヘッジ)をタスク管理に加える事ができるようになります。
やることは、判断するルールを持つだけです。
完了できる前提で計画を立てないのがコツ
最大の過ちは、全て完了出来ると思ってしまう前提で計画を立てることだと思います。 しかも、要求水準が高く、誤差を考慮しないので、実行できなかった時にダメージが大きくなっていきます。
タスク管理は仕組みです。 タスクリストを持つことではなく、育てていくものなのですね。
それではまた。