エッセンシャル思考を再読した
はじめに
実は、私は本を比較的読みます。 ビジネス書か専門書と偏りはあるものの、昨年は100冊読了を達成していました。
今年は読書量を目標にしているわけではなく、その中から特にこれは大事だと思う考え方や手段を教えてくれる本を繰り返し読むことにしています。
その中の一冊が、こちらです。
- 作者: グレッグマキューン,高橋璃子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/11/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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より少なく、しかしより良く
本書はこちらの一言に集約させることができるでしょう。
私のタスク管理をしている目的はコレでもあります。
目次
選ぶことを選ぶ
「選ぶ」ことを選ぶ 私たちは長い間、選択の外的側面(どんな選択肢があるか)ばかりに目を向けて、選択の内的側面(選ぶ能力)を見過ごしてきた。この違いは重要だ。選択肢(物)を奪うことはできても、選ぶ能力(自由意志)を奪うことは不可能である。p.53
生きているうちに「選択」する機会は、無限のように感じられるほどあって、常に選択が求められています。その結果が今なのですが、選択を取った結果が良いと感じられる結果とは限りません。
選択とタスク管理
元々、選択をする行為は避けられないはずで、選択を補助する手段としてタスクという単位で取り組み、タスクを管理するのがタスク管理だと思っています。
だから、私は仕事でもプライベートでもタスク管理をして、無駄なことは減らして、避けられないことは短時間で済むように、「より少なく、しかしより良く」なるよう日々試行錯誤をしているわけです。
ただ、選択する必要性が増えれば増えるほど、ストレスを感じるのも事実です。 そんなストレス、ないほうが良いと思うのもとても自然なことです。
一言加えるとすれば、成果を求める人ほど、失敗に対して不寛容であるほど、落差がストレスになっているのではないかと感じることが、多々あります。
自分で選択をする場合、責任を負う必要があるからです。
ただでさえ、選択するべきことは多いのですから、綱渡りのような状況が続くのだとしたら辛くて仕方がありません。 ただ、失敗したときのダメージを小さくすることは仕組みや考え方で実現することができます。
タスク化する方法論はたくさん界隈にもあふれていますが、仕組みという観点でのタスク管理の方法論は少ない印象です。
今をもっと楽しむ
エッセンシャル思考でも書かれている通り、タスク管理でも最終的に目指すのはここだと思っています。
タスク管理が上達しても、幸せに直結する訳ではないけれど、歩みそのものが幸福感を認識させてくれる一部になるのは間違いないです。
私は、このあたりの認識を少し変えられるようなことをこのブログを通じてしたいと思っています。
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