ハイブリッドでいこう

いいとこ取りを目指して試行錯誤するブログ

ランニングの習慣から得られた目標のチカラ

はじめに

実は昨年、ハーフマラソンに初出場しました。個人での大会出場も初でした。

大会出場を決めたのは申し込み期限ギリギリ。確か大会開催の3ヶ月前で、その時点では、2キロすら走り続けることができない酷い有様でした。 しかし、結果は、大会には故障することもなく無事出場、走破。タイムもほぼ狙い通りの目標達成をすることができました。

振り返ると、目標のチカラが大きく関係していたように思いましたので、記してみようかと思います。

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第11回那須塩原ハーフマラソン (2016/11/3)

目次

ランニングをする理由

元々はストレス対策でした。

日常生活では、本当にいろんなことがあります。ストレスを感じない事がないくらいの変化の中にいます。

ただ、ストレスとの付き合い方が下手で蓄積させてしまう事が多くあり、やがてハッキリと自覚するようにまで育ってしまいます。

ストレスを自覚するようになると平時ならなんともない些細なことでイラついたり、 イラついた状態からなかなか戻ってこれず、しまいにはぼんやりとした状態に陥り、物事に集中できなくなることがあります。

これはもう、文字通り不快です。 できるはずのことができないというもどかしさもあります。

これは、本当に良くない状態で様々なことに悪影響を及ぼします。

しかも、私は、特に仕事では集中力を発揮して没頭(≒フロー体験)することが楽しいと思っていて、この時間・比率を増やしたいと常々思っているので、なおさらです。

タスク管理も考えなくて良いことは極力考えないように、楽をできるところは楽をできるようにするのを目指すのは、この考え方が基本にあるからです。

だからこそ、ストレス対策は必要でした。

私の場合は、たまたまそれがランニングだったのです。

私の思うランニングの良さ

実際やって見ると、このような実感を得られました。

  • 爽快感・達成感がある
  • よく眠れる
  • やればやるだけ成果が出やすい
  • ポジティブなマインドを持つ仲間と出会いやすい
  • 一人でも出来る

です。

「なんでそんな辛いことをしているのか?」と問われることがあるのですが、これは、ストイックに自分を追い込むことで得られる快感のためではありません。

ランニングというのは、やればやるほど成果が出やすい

側から見るとストイックに見えるのもわかるのですが、変数が距離と速度だけですから数値管理もしやすく、改善もしやすい。 これが、目標に進んでいると感じさせてくれます。この進んでいる感じが楽しいのです。

その後、サボりがちに

この記事を書こうと思った動機です。

実は、大会からしばらく経ちますが、目標を達成した後、サボりがちになるようになりました。 別の大会に出ても同じで、達成した後はまたサボるを繰り返しています。

ストレス対策で必要だとわかっているのに関わらず、です。

表向きは、忙しさが理由(実際、時間の確保ができていないのは事実)で、最近走れていないのですが、実際は楽しさを見失っているからだと思っています。

ちょっと頑張ればできそうな大きな目標を決めて達成しようとすると、小さな目標が見えてきます。小さな目標を達成すると欲が出てきます。この欲が次の小さな具体的な目標を設定させてくれるので、楽しさが続きます。 楽しさが続いている間は、大きな目標に向けて進んでいる感じも続きます。

しかし、大きな目標を達成してしまうとそこで一区切りついてしまって、途端につまらなくなってしまいます。

だから、走らなくなる。サボる。 サボるから、ストレスが発散できなくなる。ストレスを感じるようになる。

ここで気づいたのです。

目標のチカラ、だと。

日々楽しく過ごすためにも、そろそろ、また次の目標が欲しいところですね。

そんな気づきの話でした。

それではまた。