タスク管理は仕事のほうがプライベートより楽?
はじめに
昨日の事です。
朝に活動をはじめられる方と最近Twitter上でですが、関わる機会を持たせていただくことが増えました。 昨日は、朝、カフェで活動をしていた時のことです。このツイートが流れてきました。
仕事上のタスク管理に比べて、プライベートのタスク管理というのは、とても「やりづらい」。
— ひばち @TF!!R 次回は5/20 (@Evaccaneer) 2017年4月9日
これはどうしてなんだろうと思っていたけど、結局「やるべきこと」が明確な形でないからなんだと思う。
やっても良いし、やらなくても良い。そんな状況は、最もタスクを滞らせる。
衝撃でした。
なぜなら、プライベートの方が楽だと私は思い込んでいた からです。
※その後のツイートでの問いでも、プライベートの方が楽、仕事の方が楽と返答は2つに別れています。
目次
私の考える仕事とプライベートのタスクの違い
私は、仕事に置けるタスク管理とプライベートにおけるタスク管理には以下の違いがあると考えています。
仕事におけるタスク
- 案件受け渡し時に締め切りが決まっている or 決める
- 具体的なタスクが不明(1案件に多数のタスクを含んでいる)
- 担当者の分担が比較的容易
- 他者との関わる接点が多い
- 裁量が小さい
- 意思決定者と実行者が別
- (多少)実行の責任が分散される
プライベートにおけるタスク
- 締め切りは自分で決める
- 具体的なアクションが決まっている
- 担当者の分担が比較的難しい
- 他者との関わる接点が少ない
- 裁量が大きい
- 意思決定者と実行者が同じ
- 責任が分散されない(自分にそのまま跳ね返ってくる)
私がプライベート方が楽だという理由は、
- 「裁量が大きいこと」と「基本がルーチンワーク」なので、実行完了までの道筋が見えやすい
というところが大きいです。改善に取り組みやすい。
あともう一つ
家事が楽なのは、家電が優秀だから。実行指示を出すとほぼ誤差が生まれない時間で仕上がる。管理すべきは指示を出すタイミングと順序だけ。マルチプロセスで動けるから楽なんだよね。
— 川口聖人 (@m_kawaguchi) 2017年4月10日
家電という優秀な道具があることも私は大きな要素だと考えています。 家電の場合は、あまり完了までの誤差が生じないのですね。
実行開始時の管理さえすれば、完了時間は予測できます。 なので、楽だと思っていたのです。
例えば、 食事を作って、食事をして、食事を終わるタイミングに、洗濯機の完了のアラームを鳴らすといったことが容易です。
対して、仕事の場合は、不確実なことが多すぎる。 実行開始から終了までの予測は、大凡できても誤差範囲が広く、難解です。 その誤差を小さくしようというアプローチが問題の分解、分割であり、すぐできる状態まで落とし込んだ実行単位がタスクだと思っていました。
きっと今後も良く考えるべきテーマ
このテーマちょっと面白いですよ。
決して、個々人の優劣の話ではないです。 それぞれ置かれる立場や環境・境遇など違いますから、そもそも比べられません。
ただ、不思議なのが、タスク管理という言葉でひとくくりにして効率化や最適化をしようとしている事が共通している。
前提の認識が違うので、使うツールも手法も重視すべきことも変わってくるはずですよね。
現時点では有用な提案もできないのですが、 まだまだ考えられそうなテーマなので、今日はここまでにして、継続的に考えていくことにします。
それではまた。
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