変わりたければまずログを取ろう
はじめに
私は結構なログマニアです。
職場の同僚など一部の人には見せたことがありますが、気持ち悪いと言われるレベルです。
私はただ習慣を重ねていただけのことなのですが、いつの間にか普通じゃないことになっていました。 このことに気づくのは、つい最近のことです。
私は、そのくらいの粒度でログを取っています。
なぜそんな面倒なログを取るのか?という話ですが、 もちろん、それなりの利点があるからです。
今回は、
ログって取るの良いらしいけれど、面倒(よくわからないし、ログとっても大差ないでしょ?)と思う人に向けて
ログの魅力について書きたいと思います。
なぜ面倒なログをとるのか
- 差し込みからの復帰点になること これは知らない人は多いのではないでしょうか?
突然話しかけられて、仕事が入ってきた場合、直前に何をどこまでしていたか思い出すのに時間を費やすことありませんか? これがずいぶん楽になります。
直前まで何をやっていたかの記録があるので、ショートカットできるようになります。
- 「どのくらい」の尺度で予定外のタスク発生しているかがわかるようになる
1つの仕事を楽観的に捉えすぎています。 まず、どのくらいの時間を費やすことができますか?
さらにその中でとてもパフォーマンスが良い時間はどのくらいありますか?
私の場合、本来の仕事に取り組むことができる時間は、40-60%くらいです。
実態は、このくらいなのに1日フルで仕事に集中できる前提で予定を組むので、これらをカバーするために何か別の手段を取らなくてはならなくなります。
一番簡単でやりがちなのが、「仕事にかける時間を増やす」ですね。
まず、ログを取ることで、「どのくらい」という実態が見えてきます。
- ログがそのまま再利用可能な仕組みになる
取り始めると面白いことに案外同じようなことに取り組んでいることに気づくでしょう。
重要なことであれば、そのままタスクリストにいれることができます。
この時、かける時間や手間を増やすか、かける時間や手間を減らすか、取り組む時間を変えるのが、美味しい使い方です。
どんなログを取るのか
目指すのは、1日の行動 全ての記録 です。
ブログを書くと言ったことももちろん、食器を洗う場合も、シャワーを浴びる場合も、トイレに行く場合も、です。
ここまでしなくていいのではないか?と思った方はいるでしょう。 その疑問はごもっともです。
しかしながら、
- 重要か重要でないか
- 何にどのくらいの時間をかけているのか
- 無意識に繰り返していることはあるのか
まずは、認識をしないと始まりません。だから記録なのです。
記録を一定期間とってみて、不要なら取らないようにすれば良いだけです。
ログを見て振り返りをし、重要だったことを増やしたり、無駄だと思ったことを減らすという次の手につなげるのが大事です。 突然良くなることは、ありません。
なお、私の場合は、
日々の仕事の中での実際に取り組んだ事柄、場所、心拍数の推移、呼吸数、睡眠に関してログを取っています。
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どうやってログを取るのか
これは、環境や人の特性によって異なるので、あくまで私の場合ですが、
iPhoneアプリとPCを使っての記録をしています。
私は、日々のタスクについては「グーグルカレンダー」と「たすくま」と「Toggl」でログを取り、 身体のコンディションに影響するログは「Moves」「Fitbit」「Spire Stone」「SleepCycleAlermClock」でログを取っています。
仕事でログを取る場合、環境によっては、手帳などアナログの方法でなければいけない人もいるかもしれません。
その場合は、週間バーチカルタイプを選ぶのをオススメします。
例えば、EDiT週間バーチカルやジブン手帳Bizのようなものがこの条件に合います。
コクヨ ジブン手帳 Biz 2018年 12月始まり A5スリム マットブラック ニ-JB1D-18
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いつ、ログを取るのか
では、いつログを取るのか?ですが、言葉にすると簡単です。 「何らかの行動の始まりと終わりで取る」です。これだけ。
しかし、実際やってみるとわかると思いますが、とても難しい。 なんとなくではなく、行動を意識して録ること がとても重要です。
思った以上に、ログを取ることを忘れてしまっていたり、本来予定していなかったことに手をつけていたりすることが明らかになるでしょう。
しかし、それで良いです。 明日から改善すれば良いだけの話です。
大事なのは、ありのままを記録することです。 欠測も必要な情報になりますので、そのままで良いです。
ルールは3つ 1. 開始と終わりを守ること。予定外であっても予定通りであっても。 2. 実行はシングルタスクですること。 3. 記録は改変しないこと。
おわりに
やってみたこと
実は、今回の文章は、
トヨタとマッキンゼーで学んだ「思考整理術」 (プレジデントムック)
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で書かれていた思考法を試してみました。
わかったこと
フレームワークがあると、考える時にずいぶん楽ですね。
次に試すこと
このフレームワークを、書籍を見ないで活用できるようになること。
明日もブログを更新する。