習慣を変える変化は少しずつ
はっきり言いましょう。
欲張って一気にあれやこれやと気合い入れて頑張るのは、悪手です。
短期間にリターンを求めすぎなのです。
この記事を書いたのは、 数日前のツイート内容が思ったより反響があったからです。
習慣を変える時は徐々に変えて行くほうが良いよ。うまくいったときとうまくいかなかったときを小刻みに経験するイメージ。変動幅が大きすぎると挫折する。
— 川口聖人 (@m_kawaguchi) 2017年10月2日
目次
たくさん良さそうな選択肢はあるけれど
何をしたいかにもよりますが目的を達成するためのやり方は、たくさんの選択肢があるのかもしれません。
しかし、一つ言えることは、
それらの選択肢が目的を達成するために望ましいとしても即効性のある手段は、そうそうないもので 日々の積み重ねが必要なことが多いはずです。
習慣とも言います。
もし、習慣を作りたいのなら、 一度にたくさんの手段を取り入れて、
すぐ変化しようと欲張ってはいけないということです。
非常に大事なことですので、強調します。
気合を入れてから、挫折するまで
頑張ろうと気合いを入れた初日。
恐らく達成できるのではないでしょうか。
翌日、翌々日、翌週と時間を重ねるごとにだんだん腰が重くなっていきます。
そうして、ある時に意図に反して、できなくなり、やらなくても良いのだと自分をごまかし始めます。
そうすると、あっという間に習慣は崩れ去り、当初やろうとしていたことをやらなくなります。
なぜでしょうか?
わかっているはずです。
もともと辛すぎるのです。
さらに辛すぎることを持続するのは単純に嫌なことなのです。
自分の気持ちを押し殺し、無理やり変えようとしても反動が来るのは、ごく自然ですね?
ちょっとずつ変化するやり方
私はストレス対策と趣味でランニングをしています。
ランニングも同じことで、
未経験の初めて間もない人がいきなり10km毎日走ろうと初日にへとへとになりながら頑張って走りきったとしても、
持続するのは困難なのは容易に想像できるはずです。
なので、まずは週1回2kmを走り切ろう。次は週2回…3日できたら、5kmにしてみよう。 そうして、少しずつハードルをあげていき、持続していれば当初は無理だったことが普通にできるようになるわけです。
変化点を一つに絞るというのも重要です。 ランニングの場合だと、距離を伸ばす時とペースを上げる時は、必ず分けます。 どっちか一つです。
こうすることでハードルが下がります。 達成できそうで、現在できていないちょっと高いハードルを設けるのも重要です。
朝早起きするのも、ランニングするのも、この変化の積み重ねの賜物です。
ハードルをあげていく過程で、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。 この成功と失敗の変化の幅。変動幅が大きすぎるとリバウンド(悪化) します。
うまくいってもいかなくても、なぜうまくいったのだろう。なぜうまくいかなかったのだろうと振り返りをすることにしましょう。 次、もしできたときは喜びましょう。
喜べないのなら、一緒に喜びましょう。
できた・できなかったの経験とフィードバックこそ、習慣を根付かせるのです。
まとめ
習慣を作りたいのなら...
- 欲張って一気にあれやこれやと気合い入れて頑張るのは、悪手
- 変化点は一つだけ
- 達成できそうで、現在できていないちょっと高いハードルを設ける
- できた・できなかったの経験とフィードバックこそ、習慣を根付かせる
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