ハイブリッドでいこう

いいとこ取りを目指して試行錯誤するブログ

タスクには実行に適した時間帯がある

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はじめに

タスク管理が習慣として根付き、ログも溜まってくると、徐々に自分のクセを含めたリズムがわかってきます。

すると次に意識するのは、このリズムとの向き合い方になることでしょう。

お気付きかもしれませんが、実は、タスクの実行には適した時間帯、実行順序、組み合わせがあります。

タスクに取り組む時間帯を変えるだけで実行自体が容易になったり、実行順序や工夫を工夫することで芋づる式に漏れなく実行が進むことがあります

タスク管理を始めたずいぶん昔、シゴタノ!さんのセミナー等に参加させていただき、具体的な手法や方法論について教わりました。

考え方に合うところ、合わないところ、今では出来ているところ、今でも出来ていないところはありますが、

その中の学びの一つである時間帯(コンテキスト)という概念は、今でも重要視するほどの学びでした。

cyblog.jp

今回は、その学びの一つ。

時間帯(コンテキスト)の話です。

目次

なぜ、時間帯(コンテキスト)という考え方が必要なのか

いきなりですが、お昼を食べた後、眠くなって仕事が捗らなくなった経験はありませんか?

もちろん、これは典型的な良くないパターンです。 経験されたことのある方もいることでしょうし、経験している方もいることでしょう。

タスク管理をすると、タスクの実行と同時に何どのくらい取り組んでいたかという記録(ログ)が残ります。

このログを見て1日を振り返ると、上手に活用できた時間と上手に活用できなかった時間というのが存在しているはずです。

この例のお昼の後の眠くなって捗らない時間が仮に13:00-15:00くらいの間だとすると、

この時間帯は、何か手を打つ必要がある時間ということになります。

どのように事前に手を打つか

今回は、この時間は諦めましょうという話ではありません。

大きく分けると、

  1. 予防策としてのアプローチ (悪いパターンを引き起こしている別の要因がある)
  2. 時間帯によって扱うタスクの配置を変える (タスク自体の実行難易度や種類に着目して実行を別の時間帯に割り当てる) です。

いずれにせよ、同じ時間でもちょっとした工夫で使い方は変えることができます。

1. 予防策としてのアプローチ

眠くなって捗らないのも、いくつか理由が考えられます。

昼食後、眠くなるのは、血糖値の急激な上昇と下降によるものなのかもしれないし、睡眠が足りていないというシグナルかもしれません。

眠くなり困ることが事前にわかっているなら、

  • あえて軽い仮眠をとる
  • 昼食を軽くする
  • トイレで顔を洗う
  • 少し歩き回る
  • 他人とお話をする
  • 昼食の30分くらい前にコーヒーを飲む
  • 今日の就寝時間を前倒ししいつもより長く寝る
  • 難消化性デキストリンを摂取する

などの具体的な対策をとることができるでしょう。

引き起こされるであろう問題に対して、事前に効きそうな手を打つというのは、タスク管理の醍醐味でもあります。

もちろん、ここに箇条書きした内容はそれぞれが立派なタスクになります。

昼食というタスクの前、眠くなる前に行う必要があるタスクですので、時間帯や実行順序も自ずと定まりますね。

難消化性デキストリンについて調べていったところ、最近私はこれを使ってます。 乳酸菌プラスというのがポイント。

そのうち別記事に書くかも。

イージーファイバー乳酸菌プラス 30パック

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2. 時間帯によって扱うタスクの配置を変える

イマイチ集中できないだとか、気が乗らないなど、思うようにいかないことがあるはずです。

こういう時は、気合いで頑張るのはやめたほうがいいです。

例えば気が乗らないならば、気が乗らなくてもできる種類の仕事に取り組む。

メールを読む(返信は分ける)だとか、書類を整理する、残タスクの整理をする、タスクの進行確認、進行報告などです。

逆に、集中力を発揮して取り組むべき仕事は、この時間に無理に割り当てても時間を浪費するだけです。

実際、私はこのように取り組んでいます。

この画像は、私が年始に書いた大雑把な自分のリズムに合わせたメモです。

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ここから日々微調整をしたりしますが、大きくはこのリズムの中で動いています。

「たすくま」のセクションも、実際にこのようになっています。

画像はボカしていますが、ダメなパターンになりやすい時間も組み込まれています。

頭をフル回転にして取り組む必要のあるタスクは、昼食の後などには割り当てません。

私の場合は、考える時間は、基本は朝。

ブログを書くのも、1日の段取りを考えるのも、「考える」時間。

なぜこうするかというと、ここがうまくいくと1日がうまく進行しやすい(≒1日の満足度が高く、健全に過ごせる)のがわかっているからです。

生活のリズムが崩れてきたりすると、徐々にこの考える時間が減っていき悪循環に入っていきます。

m-kawaguchi.hatenablog.jp

なので、先に時間帯という入れ物を作って、その入れ物の中で最適なタスクを実行するというのが時間帯(コンテキスト)の発想、ということになります。


補足ですが、シゴタノ!以外でも時間術というのは学びました。

私が好きで今でもよく再読している本があります。 それがこちら。

どんな時代もサバイバルする人の「時間力」養成講座という本です。 ここに書かれている、スターの時間がまさに私の場合は、朝の時間帯なのですね。