時間は有限である。
肉体的・精神的な体力も有限である。
同様に、何らかを意識することにも限界がある。
意識する単位が例え、1日でも随分と非現実的だ。なのにも関わらず、やらなくてはならないこと・意識すべきことは増え続ける。 そして、あらゆる形で、割り込みが発生し意識する対象が切り替わる。
ではどうするか?
答えは、意識しなくてよくするだ。
ただし、意識する対象を手放し、なかったことにするわけではない。
大事なのは、必要な時に、すべきことを思い出し、実行することだ。
ここまでの手助けをする仕組みを作る。
そう、これがタスク管理。
タスクは、すべきことの行動単位で扱う必要があることを注意したい。
先日、Twitterで
“ちなみに私がタスク管理する理由の一つは、どうでもいいけれどやらなくてはいけないことを意識の外に追い出すためでもある。”
と、ツイートしたところ予想外に反響があり、私的には大分衝撃だった。
なぜなら、実はここまでの話は、当たり前にも近い話で(少なくても私はそういう思い込みがあった)タスク管理という言葉としても意味は明快なので、改めて文字にする必要はないと思っていたからだ。
このツイートでの“どうでもいいこと”は、結局は、やらなくてはいけないことであっても、必要でない時にタスクを意識し続けることを意味している。
例えば、会社にいて仕事をしている最中、突然、家の備品のストックに洗濯用洗剤がまだ残っているのかと気になったとしよう。意識することが生まれた瞬間だ。この例での意識することは、“どうでもいいこと”に該当する。
ただちに確認しようとするよりも、「洗濯用洗剤のストックを確認する」というタスクを作り、管理対象にするのが現実的なわけだ。
実行は、もちろんタスクを作った時間よりもずっと後になる。
もし、帰宅が夜ならば、帰宅するであろう夜の時間帯を見計らいにスマホ等でリマインドすれば、強力に思い出せるので、なお良い。
こうすることで、必要な時まで意識しなくてよくなる。
他にもメリットはある。
メリットはこの辺りだろう。
- 記録として残ること
- やらなくて良いことがわかる
- 定期実行するときのタイミングがわかる
考え方としても、基本は難しくないはずだ。
うまく活用して生活や仕事で、より重要なことに力を注ぎ、楽ができる部分は楽をして時間という限られた資源を大切に活用できるといいなと私は思っている。
このあたりは、最近のブログのテーマでもあるので、他のエントリでもまた追って書くことにする。
それではまた。