前編はこちら
全編を通して伝えたい事は、
「できないことを認めて、できることをやる」です。
時間も肉体的な体力も精神的な体力も限りがあり、出来ることも限られます。わかりきった事なのにも関わらず、つい欲張ってしまいます。
ここで欲張るなというのは、出来ることが限られていると認めた上で、できることをやるということです。
なんでもやろうと欲張って空回りをし、できることができない状態に陥るのは、私は不幸だと考えます。
欲張るのは必要です。頑張りを否定しているわけではありません。
ただ、それはできるようになってからでも遅くないはずです。
きっと、すぐできるようになります。
少しおさらいです。
まずは、すぐ出来る手段の一つとして、仕事などに線を引き、時間に枠を設けます。
これは、仕事などのやることに時間合わせるのではなく、限られた時間に仕事などやることを合わせるということです。
ここまでが前回のお話。
今回は、もう一つ事実を加えます。
時間や体力に限りがあると言っても、常時すべてに注意を払い、実行する必要はないという事実。
そして、タスクには適切なタイミングが存在するということです。
実は、実行するに適したタイミングが自分のリズムの中に眠っています。
これに気づくにはどうしたら良いか?
- 行動記録(ログ)を取ること
- 行動記録(ログ)を振り返ること
です。
記録の保存先は、デジタルツール・アナログツールどちらでも良いと思いますが、予実管理・分析をするのはデジタルがオススメです。
私は最終的にはログはGoogleカレンダーに集約するようにしています。
※、ログの取り方とタイミングはこちらを参照下さい
振り返る時に注目するのオススメの項目は以下です。
- 時間を要すると想定できるタスクがあるか?
- 想定外に時間を要したタスクはあるか?
- そのタスクを実行する前にしておかなくてはいけないタスクを持つ性質のタスクか?(実行依存性のあるタスクか?)
- 実行依存性の無いタスクなら、実行するタイミングを変えられないか?
枠に設定する段階で、枠からでる時間を要する大きな問題を持つ大きなタスクは、問題の分割をします。
大きなタスクのまま扱わないのがコツです。
さて、時間がきてしまったので今回はこのあたりで終わりとします。
次回以降、大きなタスクの分解の仕方やGoogleカレンダーへのログの集約の仕方。具体的なツールの使い方と振り返りの方法もまとめていきたいです。
それではまた。