自分のクセに合わせた行動設計で事前に手を打つ
はじめに
学生の頃、私はとても忘れ物が多い人でした。
その頃は、タスク管理を始め、対策という対策はしていませんでしたから いつもどこかに出かける直前に、あれがないこれがないと探し回っていました。
十分に時間を確保してたはずなのに、見つからないもののせいで予定が遅れ始め、遅刻したりギリギリになっていました。
しかし、今では忘れ物はほぼすることはありません。
それは何故でしょうか?
ちょっとした工夫をしたからです。
なぜ忘れ物の対策が必要か?
こちらのアンケートによると、人生で416時間も浪費しているそうです。
これはあくまで自覚している場合ですので、 認識していないような小さな忘れ物を含めたりすると実際に失っている時間は、もっと多いことでしょう。
私はできることなら、こんなことで時間を浪費したくありません。
ここについての異論がある人はいませんよね?
私は時間を無駄にしている感覚に加え、バタバタとしてしまうことで時間だけでなく、 差し迫る危機感から気持ちの余裕がなくなるのがたまらなく嫌でした。
さらに、例えば朝の時間など出だしから遅れている場合、タスクや行動が後手後手になり、ちょっとした変化に対応できなくなります。
小さい遅れがさらに小さな遅れを引き起こし、やがて大きな遅れにつながっていきます。
何を管理するか?
着目したいのは、忘れた場合にどうなるかです。
忘れた場合に、良くないことが起きるのはわかりますね?
この後はこの良くないことを損失と一言で言うことにしますが、
損失が大きいものから管理をするということです。
具体的には、
私が忘れ物の管理の対象にしたのは、
です。
特にスマホから鍵までが忘れた場合ヤバい。
では、どうすればいいのか?
導線に合わせた置き場を作る
では、忘れないようにするためにはどうしたら良いかですが、
コツは、自分の行動導線に合わせた置き場を作る。です。
目につく場所に、まとまっていれば良いのです。
入れ物はなんでも良いのですが、家の中のテイストを合わせるため私は無印良品のサラダボウルを使っています。
このサラダボウルを、リビングのドアの前に置いていて、帰宅した段階で必ず財布と鍵をこの中に入れるようにしています。
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必要なものを事前にセットしておく
これは、できればの話。
財布の中だとか、鞄の中のものの管理は別途すると便利です。
中身を気にすることなく、持ち出せばいいだけなのですから。
前日の夜の時間帯とか、週1回とか、定期的にすると尚良いですよ。
まとめ
今回の話は一言で言うと「忘れ物は自分のクセに合わせると防げる」ということです。
実はこれは、タスク管理にも考え方をそのまま転用できたりするのですね。
- 実行を忘れたらヤバいものから管理していく
- タスクの置き場を決める(inboxというやつです)
- 自分の行動の癖に合わせて気づく仕組みを作る
- 定例タスクはテンプレート化する
自分の癖を知って、癖を直そうとするのではなく、逆に活用すると負担が少なく自分の行動を変えていくことができます。 ちょっとした工夫で出来ますので、ぜひ試してください。