DreamScopeというタスク管理ツールが良い
こんなことに困っていました
Todoist, Toodledo, Remember The Milk, Wunderlist, GoogleTodo, Backlog, プレーンテキスト, Googleスプレッドシート…
これらは過去、タスク管理に使ってきたツールです。
それぞれ特徴はありますが、「なんのためのタスク」かという目的に沿ったタスクの管理がしにくいツールが多く、困っていました。 目的から逆算してタスクに落とし込み、どの程度進んでいるかが構造上しにくいのです。
この問題を解決するために、表計算ツールで分析をしたり、プロジェクト管理ツールを使ったり、 紙や手帳などを駆使し目的を別管理をすることになるのですが、はっきり言ってとても大変ですし、なかなかうまく回りません。
この問題を解決してくれそうなのがDreamScopeというタスク管理ツールです。
年末年始に、振り返りや目標設定をしていた時に偶然見つけたもので、かなり良いです。
今回の記事は、こんな人向きです
▶︎ 目的やゴールをタスク管理ツールの外で管理をしている人
▶︎ 予定とタスクの管理を分けるのに, Googleカレンダーを使っている人
▶︎ 「Workflowy」や「たすくま」などのツールを併用している人
なぜ、DreamScopeが良いのか?
基本はいつもの機能
タスクの期間のフィルタは、
Inbox, 今日、今後7日間、未完了、スターがあります。
タスク詳細も、サブタスク、リマインダー機能、繰り返し、開始予定時間、終了予定時間、予定所要時間と一通りよくみる機能が標準装備されています。 何らかのタスク管理ツールを使ったことがある人なら、どこかで見たことがあると思いますので、きっとすぐ使うことができます。
週間ビュー
Googleカレンダー連携がある
ここは、最近は増えてきましたがあまりないところかもしません。
Googleカレンダーの連携があります。昼の時間帯に何をしたいだとか、自分のパフォーマンスが良い時間帯に何をしたいかなど予定を組むのが楽になります。
時間設定をすれば、勝手に反映されるのですから。
後述する「たすくま」とも相性がいいのも、「おっ、いいかも」と思ったポイントでした。
どんなところが魅力なの?
ゴールに期日がつけられる
これも重要です。
ゴールまでの期限を決めることで、日々すべきタスクの優先度も変わってきます。
今年しなければならないことは、一旦後回しでも、今月実現したいことなら、後者を優先しますよね?
なんのためのゴールか決めやすい
アイデンティティというゴールの上位概念があります。
私はたまたま、「Workflowy」でいろんな野望を持っていましたから、とても相性が良かった。
アイデンティティという目的に向かったゴールを設定して、タスクに取り組むことができるのも魅力です。
ゴールに向かっているかが一目でわかる
「分析」機能もかなり良いです。
円グラフやレーダーチャートや棒グラフで出力されます。
どのようなアイデンティティに関連したタスクを処理したかというのが一目でわかります。
これはつまり、きちんと進んでいるよという証になります。
(画像はクリックすることで拡大されます)
珍しい年次ビューがある
かなり珍しいのは年次ビュー。
私はこの手のタスク管理ツールで初めてみました。
手帳とかだと、表紙に近いところに数ページだけあったりしますね。あのイメージです。
(画像はクリックすることで拡大されます)
どうやって使っているか?
「Workflowy」と「たすくま」を併用することにした
「DreamScope」は、良いツールなのですが、タイムトラッキングはできなさそうなので、ここについては別の手段が必要です。
私の場合は、「Toggl」か「たすくま」をよく使うので、どちらかになるのですが、今回は後者を採用にすることにしました。
「たすくま」を使うと、Googleカレンダー経由でタスクの取り込みができ、 取り組んだタスクの実行記録をそのまま繰り返し実行可能なタスクに変えることが簡単にできます。
こうすることで、重要だが実行の欠かせないタスクの管理ができるようになります。 繰り返せば繰り返すほど、強くなる。 そんなイメージでしょうか。
一般的なタスク管理ツールだとその場の仕事を処理するためのツールにはなりますが、実行が完了したタスクの再利用が難しい。 付箋や手帳などでも、難しいはずです。
なお、「たすくま」は、強力な通知機能もセットですので、実行漏れを防ぐこともできます。
3000円超の価格の高いアプリですが、頼りになるマニアックな機能がたくさんついた非常に頼りになるアプリです。
もうひとつの「Workflowy」は考えるツールとして使います。
私は考える時に、一通り思いつく限り頭から頭の外に吐き出すということをしているので、何らかのツールがあると便利なのです。
WorkFlowy - Organize your brain.
私の場合は、ここに成したい様々な野望が詰まっているものですから、 その中から、今年できそうで、かつ、実現したとしたらインパクトが大きそうなものを「DreamScope」のゴールに転記し、管理対象とすることにしました。
まとめるとこんな感じです。
「Workflowy」で野望を考え、実現するために必要な要素を深掘りし、 「DreamScope」で期限を決めてゴール設定。 「たすくま」で実行管理をする。繰り返し実行するタスクもここに集約する。
このようなフローでしばらく回してみることにします。
おわりに
よくトップダウンかボトムアップどちらが良いのかという話を目にします。
今回のは完全にトップダウン方式のタスク管理ツールですね。
私は、トップダウンもボトムアップもどちらも必要だと思っている人で、大きな目指すべき方向性を定めた後は、小さく試行錯誤を繰り返し行ったり来たりするのが良いと思っています。
だからこそ、ツールを併用しますし、これらを繋げてくれるとても良いツールを見つけた!と思ったのですね。
まだ使って数日なので、今後に期待です。
2018-01-05 20:42 : 画像等一部追記
今回の振り返り
やったこと 新しいタスク管理ツールを使って日々のタスクを回すことにした
わかったこと 目的とゴールとタスクがセットになっていて、何に向かっているか・何に注力しているかが一目でわかると結構嬉しいし、楽しい。
ためしたこと 「Workflowy」と「たすくま」と「DreamScope」の3つのツールを併用することにした