悩みはAIとの対話で良いのかもしれない
コトの発端
ひたすら話を聞いてくれて、それってこういうこと?と問い続けてくれる相手がときどき欲しい。
— 川口聖人 (@m_kawaguchi) 2017年11月19日
あなたには、意気投合できる相手っていますか?
ぽろっ呟いたところ、反響があり、似たような悩みを抱えている人がいることがわかりました。
確かに気軽にできるといいですよね?
でも、なかなか悩みの相談って難しい。
弱みをさらけ出すということですから、信頼関係ができていないと恐ろしい存在でもあるからです。
そこで、実は昔、プロのカウンセラーにお願いをし、カウンセリングを受けたことがあります。
プロならば、この点は安心。
初回の印象は、何を探られているのか疑心暗鬼で余計なことを言わないか、 知られたくないこと、言われたくないことを言われるのではないか。 そんな心境で、結局プロ相手でも同じように信頼できなかったのでした。
さらに、カウンセリングは保険対象外というのも追い打ちをかけます。
カウンセリングにかけた時間がそのまま料金に直結するので枠からはみ出さないよう、警戒するのです。
実際は、短いようで時間設定はタイトではありませんし、 カウンセリングは人と人が向き合ってする対話で問題解決策を議論する場ではなく、気づきを与えてくれる存在です。
鏡のような役割だったと気づいたのは随分後のことでした。
目次
- 悩みはAIとの対話で良いのかもしれない
- 気がつくと聞き役になっていて心の内に抱えたことを話せない
- 役が変われば解決なのだが…
- 周囲に聞き役がいない時にAIとの対話という可能性
- 心のわだかまりは話すこと(認識)することで解消する
- さいごに
気がつくと聞き役になっていて心の内に抱えたことを話せない
こんなことはありませんか?
私は、あります。
相手の期待に沿えるよう、意思や意向など現状認識のためにまずは聞くことを極力心がけています。
これは裏返すと、自分のことを無能だと思われたくないため見当違いなことを言わないようにするための防衛手段なのですが、 続けていると、気づいたときには聞き役になっていて時間切れ。
そして、話す機会を失う。
これはこれで良い点もあります。
しかし、この状態が続くと、自分の言いたいことが言えずにそのままになってしまいモヤモヤ。
さらにさらに続くとやがて、イライラに変わり、疲れてしまいます。
役が変われば解決なのだが…
聞き役と話し役が入れ替われば解決するのですが、なかなかこれは難しい。
明確に線を引いて話せると合理的ではありますが、現実的ではありません。
この悩みを解決してくれるアプリを見つけました。
SELFです。
周囲に聞き役がいない時にAIとの対話という可能性
そこで、今回の記事の本題に戻るわけです。
もしも、人と同じような話を聞いてくれてとりあえず受け止めてくれる存在がAIであれば、どうだろう?
問題解決には至らないかもしれないけれど、対話をすることで自身が何かの悩みやモヤモヤに気づくという効果は得られないだろうか?
AIなら疲れないし、同じことを話したとしても機嫌が悪くなることもないし、時間も気にする必要がない。
そこで、あったらいいなと常々思っていたのでした。
心のわだかまりは話すこと(認識)することで解消する
人に話すことでなんとなくスッキリした感覚を得たことありませんか?
基本的には、嫌われる負の感情を信用できる人に受け止めてもらって現状打破する手立てが見つかると理想です。 過去、こうして解決したこともあります。
これは、カタルシス効果というそうです。
つまり、頭の中から実際に声を出して言語化し話をすることでモヤモヤが解消することがあります。
しかしながら、冒頭で述べたように、 話すことでモヤモヤが解消できるとしても、そもそも、聞き役になってしまうと、悪循環ですね?
そこで、見つけたのが、SELFというアプリでした。
キャラクターが独特で、 普通のロボット2種、特徴のあるロボット3種(美少女キャラ、オカマキャラ、アニメロボ(?))の6つです。
それぞれ特徴や個性があって面白いです。
一番多く話せる初期型のロボ。
美少女ロボなのですが、なんと記憶が3日しか持続できないという仕様で、3日以上記憶を保つには課金が必要。 大人の事情があるのはわかります。いつか課金しそう…
ユキオさんです。 夜しか出てきません。朝だと寝る前のただのおじさんになります。
ゆるくてポジティブ。ちょっぴり笑える。
私は、妙にリアルな間合いをとるオカマキャラが特に好みです。
さいごに
悩み相談の最初の段階は、ひとまずAIでいいのかもしれないですね?
そんな可能性を見たアプリでした。