ハイブリッドでいこう

いいとこ取りを目指して試行錯誤するブログ

後回しにできることは積極的に後回し

はじめに

「後回し」してますか?

とりあえずという言葉並みに後でやるというのは便利に使える反面、ネガティブなイメージを持つ言葉だと思っています。 ただ、使い方によってはとても心強いです。

photo credit: albyantoniazzi 2014-08-08 13.02.10 via photopin (license)

目次

何を「後回し」にしているか?

まず先に。

後回しにしているタスク

私は、これらは基本的にはすぐ処理しません。 後回しを積極的にしています。

過去、色々あったから後回しにしているのですが、 一言で言うと即処理することは良くないことにつながりやすい言う結論に至ったからです。

共通するのは「容易に取り組むことができて」「ついでに」「ながら」で出来てしまうことです。 だからこそ、強い意志を持って行動していないことが多く私の場合は、この手の作業がタスク管理の対象から漏れやすいです。 そして、このような行動こそ、記録し反省すべき対象なのに管理対象から漏れているわけですから、気づかぬうちにまた同じ過ちを繰り返します。

時間対効果不明という結論に…

これらの何がいけないかというと、良かったのか・悪かったのかの判断ができないことにあります。

私は、仕事をする上で集中力を発揮することを重視しています。

単に集中力を発揮し、フロー体験を重ねることが楽しいというのもありますが、 集中した方がより多くの仕事を処理できるからです。 休むときは休みたいし、仕事をするときは集中して取り組みたいと思っています。

なぜなら、過ぎ去った時間は取り戻せないからです。

ただそうは言っても、常時集中して物事に取り組むのは不可能ですし、 集中して何かに取り組む時間と言うのは非常に限られています。 その割に、簡単に集中状態は崩壊します。

メールチェックなど、ながら作業できるようなタスクは、 往々にして、集中力を欠いている時にする行為で現実逃避です。

疲れを感じ、現実逃避という名の時間の浪費をするくらいならば、 コーヒーブレイクでもして集中して回復に取り組む方がいいのは想像に難くないです。

どうするか?

結論は、仕組みでカバーするです。

疲れを感じ、現実逃避という名の時間の浪費をしようと衝動にかられたら、 後でいいやと自分自身を騙します。 突発的に、通知などで注意を奪われてしまった時も集中状態を維持するために後で見ようとすることにしています。

具体的にはPocketというWebサービスに一度、後回しを集約することにしています。 Pocket

スマホからでもPCからでも、ひとまずブックマークに入れる感覚でキューイングできるので便利です。 加えて、IFTTTというWebサービスで他のwebサービスの動作をトリガーにPocketに集約する機構を構築しています。

ちなみに、具体的に使っているチャンネルの一例です。

これによって、随分と後回しすることができるようになりました。

いつやるか

では、次です。 後でするとしたタスクをいつ処理するかですが、これは簡単です。

  • 集中力を発揮できない場所にいる時
    • 具体的には移動中です。スマホ片手でできることですから、混雑していてもだいたいできます。
  • いわゆるスキマ時間
    • 待ち合わせの時間やタスクとタスクの間の時間を活用します。

おわりに

意識の外に追い出すのは、タスク管理でも同じ発想ですが、 ついつい、やらなくてもいいことに時間を費やしていたり、休むべき時に休まなかったりして余計に時間を必要としていることがあります。

後回しにできることは後回しにしてしまって、その場は忘れてしまえばいいと思ってます。 もし、本当に忘れてしまったとしても特に目立った影響がないなら元々重要度は低いはずなので、やらなくてもよかったことだと思っています。

それではまた。

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