はじめに
シゴタノにこんな記事が先日、上がりました。
「考えなくてもできること」と「考えないとできないこと」の2つに分けたとき、この配分はどれくらいが適当でしょうか? 結論から先に言うと「人それぞれ」であり、自分にとって最適な配分を追求していくことになります。これを追求するうえで重要なことが1つあります。 それは、「考えなくてもできること」の比率を増やすことは間違いなく「考えないとできないこと」であるという点です。
さすが本家ですね。
目次
考えないとできないことにどう立ち向かうか?
しかし、これは難しい問題です。
考えないとできないことは、単に投下時間を増やせば良いものでもなく、自分で取り組み、答えを決める必要があるからです。
判断ルールの提案
とはいえ、ある程度ショートカットすることができます。 先日の続きのような話ですが、ルールを持つことはいかがでしょうか?
先日の記事 m-kawaguchi.hatenablog.jp
徐々にふるいをかけるようなイメージを持つと良いかもしれません。
私がここで言いたいのは、詳細を詰めると言うよりは、荒い網目のふるいくらいの役目を果たしたい。 それだけでも随分と判断が楽になると思うからです。
緊急度と重要度で判断しづらいとき
緊急度なこと、重要なことはわかりやすい。 前者は明らかで、重要なことはしなかった時にどれだけ良くないことが起きるかで、想像できます。
問題は判断に迷うケースです。 なので、そこだけを考えてみます。
緊急性も重要性も不明なケース
緊急か重要か根拠はないが、なんとなく嫌な予感がする不安なタスク。 最も難解かつ初期はこのケースが多いのでは無いでしょうか。
これに対する手段は
→ 時間を決めて決めた時間だけ取り組んでみる
わからないものは、ウンウン唸っていても進みません。わかるところまで進めてみることで、わからないことがわかってきます。
ここでのポイントは終わるまで取り組まないことです。まず、1時間と決めたのなら、取り組むのは1時間だけです。
緊急性も重要性も無い
よく考えたら今じゃなくても良さそうなタスク。
これに対する手段は
→ リストに入れて後回し
ただし、いつまでもリストに居続けるのはよくありません。 リストに居続けること自体が不安材料になってしまいます。 なので、見返すことは必須です。
先送りをする段階で見返す日を設定し、時が来たら再度実行すべきか判断をしましょう。 何回か先送りしたら削除などのルールも効きます。
なお、オススメは1週間単位(週末の判断)です。
おわりに
最大の過ちは、一度に決めて一度で全て完了させようとすることだと思います。
わかることならともかく、わからないことはわからないと判断してしまった方が良いです。 進めているうちにわかってきたら、訂正すれば良いだけなのです。
料理を作るときにも時々、味見をして、味を足したりこれ以上不要だと判断しますよね?
タスクでも同じことだと思います。